2006年6月20日

白日夢

  今日もやはり曇りだった。出かけると雨降るかどうか心配し始める天気だ。僕はこういう天気が好き。暑くもないし、太陽が隠されるため時間をすっかり忘れてしまえる蟄居にふさわしい天気だ。
 部屋にいて、ちょっとネットサーフィンして、シンフォニーを流せながら読みかけた小説を何時間も読んでいた。3時になるとそろそろパソコンのウィンドウズシステムをインストールし直さなければならないことをふと思い出した。もうすぐ軍に入る。その間僕のパソコンは兄嫁が使ってくれると兄は言った。まぁ、どうせ軍に入ってからあまりうちに戻れないのは確実なことだし、コンピューターというものは生物が喫食するように、長い間電源を食わないと、壊れてしまい、長い間動かさないと、人の体のように錆びれてしまう。そうなると、リハビリのにとっても面倒くさくなる。だから僕はグチもなにもをいわず、それを兄嫁に使わせることにした。しかし、そう簡単にはいかない。やはり兄嫁に使わせる前にパソコンのシステムをもっと使いやすくしなければならないし、それに自分の資料もコピーしなければならない。僕はパソコンを持ったことのない兄嫁のことはちょっと心配しているのだ。
こういうのはかなり時間かかるものだ。いつも選択肢が出てくるため、小説を読むなどもできない。眠くなってきた。でも最後まで我慢できた。終わったあと、最後のチェックし、システムを最も簡易にした。眠くて眠くてたまらなくなった。でも今寝てしまうと夜は必ず眠れないと僕は自分に言って小説を手にして3ページ読んだ。だめだ。ソファーに倒れて寝た。
夢を見た。僕はあまり夢を見ないタイプだった。なぜか君との夢。君とどこかの見覚えのない街で散歩してる。街は賑やかで、いろいろな店があった。君の好きなはずの店もたくさん並んであった。しかし君も僕もまったく入ろうとはしなかった。ずっと喋っていた。とってもうれしそうに。
「ね、今彼女とうまくしてるの」と君は聞いた。「うん、とってもね、最初は遊び気分だけどね、想像以上だよ。いつもびっくりさせるほど優しいことしてくれててさー。泣くほど感動させるよ。」と僕は言った。
「ふー、たとえば?」と君は意地悪そうに笑って言った。
「たとえばって…」と僕は記憶の中で例を探してみた。「やっぱり言わないほうが。とにかく部屋片付けてくれるとか、まぁ、それ以上は言わない」と僕はいった。「どうして、何も教えてくれるって言ったじゃん。私たちの間秘密はないはずなのに。」と君はちょっと鼻音を入れて言った。「じゃ、そっちはどうだったの」と僕は話題を変えようとした。「どうかな。」と君は困った顔した。「まぁ、いいよ。別に、いいたくないなら」と僕はいった。
「うん」君は笑いながらいった。僕らが次の話題を探そうとしているときケータイはなった。高校のクラスメートだった。高校のとき親友だったが、卒業してから余り連絡しなくなってきた。大学三年のとき一度だけは会っていたが、会うべきじゃなかったと僕は思った。クラスメートだったときみんな各自の夢を持っていた。卒業して僕は自分の夢を叶えるようにがんばってる。しかし、彼はまったく叶えようとはしていない。夢もなくしてしまえば、人生の方向も失ってしまった。なんとなく裏切られた気がする。もう彼はあのときの彼じゃないような気がする。尊敬しあっていたから、今の彼を見て、あの時彼を尊敬してる僕は馬鹿みたいと思えた。
電話出たくないけど、やっぱり出た。人に自分の気持ち説明するのが苦手なんだから。出たとしてもやっぱり彼とはまったく話題がなかった。「今どこにいるの」と彼は聞いた。「学校」と僕は反射的にウソをついた。
「じゃ、いつ戻るの」
「そのうちかな。で、なにが?」
「別に、連絡しみただけだ。まぁ、戻ったら連絡して、じゃ。」といって彼は電話を切った。もしかしたら彼も僕はあまり話したくないことを気づいて早速電話きったんじゃないかなと僕は思った。
「ねー、こっち」と君は2メートル離れたジュース屋から声かけてくれた。ジュースを二杯持って、僕のそばに歩いてきた。
「あげる。緑茶でいいかな」と君はいった。「ありがと、僕これしか飲まないんだ」と僕はストローで緑茶を一口吸ってから言った。
「あら、あのストラップ、もうぼろぼろになったじゃん。もう捨てていいよ。」と君は僕のまだ左手で持ったケータイを見て、不思議そうな顔して言った。
「いやだ。君からもらったんだから、捨てるなんてできるかよ。まぁ、新しいのを買ってくれるなら捨てるよ。」
「いいよ、今買いに行こう!ペアをね!!」と君は言って興奮しそうになった。「それはうれしいな。」と僕はいって笑った。
店を探しながらやっぱり話題はさっきのと同じものに戻ってしまった。「ねねね、彼女とどう付き合うことになったの。ちゃんと告白したの。」と君は興味津々に聞いた。「まさか、告白って二度としないっていったじゃん。」
「じゃじゃじゃ、もしかしてあれ?」
「あれって、ああいう勇気ってなんておかげさまであのとき全部使ってしまったよ。」と僕は皮肉そうに言った。「あれ、私のせいなの。ごめんね。」と君は気まずそうな顔を作った。不快な過去を思い出させたんだろう。
「いいよ。まぁ、とにかく告白はしてなかった。後は自分で想像していいよ。」と僕は視線をどこを向けたらいいか迷いながら言った。先ああいう頭の使っていない話を言うんじゃなかったと思った。
「ね、やっぱり日本行くの?」
「当然さー、夢なんだから。僕は夢のため一番大切なものを失ったんだ。夢を叶わないと、そのとき手を放した自分のことをきっと恨むんだろうと、ああいう気がする」
「ふー、偉いね」と君は息をして言い続けた。「一番大切なものか。縁があれば必ず君の手に戻るよ。運命ってこういうものだよ。だからね……」
「言ってたよ、その話。言いたいことわかる」と僕は君の話を中断して言って笑った。
その後僕らは散歩しながら自分の生活についてとか、本とか、勉強とかいろいろな経験を交換した。話が最中だったとき君はずっと話して我を忘れる僕を見て微笑んで話を聞いてくれた。そしてわけ分からなく視線を床のほうに移した。「ね、よかったね。こう話できて」と君は小さな声で言った。あまりにも小さすぎて、話題にも関係ないし、僕は何秒もかかって理解できた。
「うん、僕もそう思う。君のおかげよ、ずっと僕のことを…。」
「こちらこそ」と君はいって微笑んだ。「ねねね、あそこの店に行こうよ。めっちゃいかわいいんじゃない。」と君は僕の袖を引いて言った。そして僕らは店に入った。カメラは僕らの後姿を映し、ゆっくりゆっくりと遠くなり、暗くなった。それは夢の中で最後のシーンだった。
目覚めた。見た夢を思い出してみた。あそこにある町景色はどうしても思い出せない。しかし会話内容と僕らふれあいはちゃんと覚えてる。そして僕は思った。そこにいる君は今の君に違いない。根拠はないけど、なんとなくああいう自信がある。しかし、そこにいる僕は今の僕ではない。僕はそこにいる僕になろうと努力している。そこにいる僕は素直で、自信満々そうに見えた。そしてもう自分のしたことに対して、悔やんだり、悲しんだりはしない。ちっとも感じられていない。実際にどう努力すればいいのか、見当はまだついていないけど。とにかく頑張っている。いつかあの夢の僕のように。

2 個留言:

izumi097 提到... [回覆留言]

素晴らしい小説っていうか、ストーリーだったよ

泣いた。。。

人間ってやはら前を振り替えたらたびたび後悔するもんだね・・

mkaito 提到... [回覆留言]

泣いたってジマ?

やー、それはごめんごめん。

ああいうつもりはなかった(笑)

でもよく最後まで読んでくれたね。

俺ならこういうブ長い文章なんて絶対読まないよ。

いいリーダーですね。さすが俺の親友ってね(笑)

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