2010年9月21日

忘れえぬ景色

僕の記憶では、これだけで十分です。随分前のことでしたが、その景色は、まだ鮮明に覚えています。とっても美しく、悲しく感じてました。

その日、朝起きると、ずっと雨でした。彼女が付き合ってくれるとは思っていなかったので、夜から興奮しすぎて、よく眠れませんでした。何も考えずに長い時間ベッドに横になっていたので、眠かったです。僕はシャワーを浴びてから、前の日に準備しておいた服を着て、傘をさし、ワクワクとした気持ちで、出掛けました。出掛ける前に一度電話をかけ、雨でも来るかと、聞くつもりでしたが、すぐ止みそうに見えたので、かけませんでした。

 歩いて、歩いて、やはり僕の予想は正しかったようです。電車を待っているうちに雨はもう止みました。電車に乗り、窓から外の景色を眺めました。来週すぐ引っ越しをする僕にとって、この景色は複雑に映りました。そして、いつも君が乗る駅につきました、が、姿は見えませんでした。電車を降りて、プラットホームから、もうその木が見えていました。時間はまだ余裕がありそうでしたから、歩いて行くことにした。約束の時間より先に着いていました。腕時計を見ると、約束の時間にはまだ10分ぐらい早かったです。君を待たせたくなかったのです。

 僕は木の下に座って、町の景色を眺めました。もう時間だから、電話でもかけようかと思いましたが、、なんと、ケイタイを忘れてしまったのです。半時間すぎても、きみはまだ。その間、なん度も「おまたせ」という声が聞えて来ました。でも彼女にように、柔らかく、甘い声じゃありませんでした。待っても、待っても、その声が聞こえて来ませんでした。忘れたわけじゃないだろう、場所が分からなかったのかな、それども、急に大事なことを思い出したのかな...。

はじめの花火は打ち上げられ、僕は見上げながら、何度も腕時計をのぞきました。彼女が小走りしてきて、「遅れて、ごめん」っていうシーンも何度も想像しました。知らず知らずのうち、最後の花火は打ち上げられ、美しく広がりました。大きな音が僕をびくっりさせて、現実に戻らせました。何個打ち上げられたか、気付きませんでした。僕は立ち尽くしました。

来られなかったのか、来たくなかったのか、その理由は今でも分かりません。問いかける勇気もありませんでした。君と一緒に見られなくて、おしかったです。

僕は最後まで見ていましたよ、散り去った花火も人込も...。

***

這是大三時寫的;我記得,飯田老師這不是言講;是小說。但我還是拿了這篇小說參加了言講比賽。入圍了,得到了入圍獎…。

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